あなたは、もっと“自分”から自由になれる!! 

数年前、NLPコーチングを学んでいる時にすごくショックな事がありました。

私がそのセミナーに参加し続けた動機は、

もちろんプロのコーチとしてNLP言語学を体得したいという思いでしたが、

自分自身の心と人生に、しっかり向き合いたいという個人的な目的もありました。

セミナーの中で私は、自分の心を丸裸にするくらいの覚悟で、

仲間たちの前で変化のプロセスをシェアしてきました。

それがほとんど卒業が近くなった頃、仲間から愛を持って私に関して率直なシェアを

してもらった時に、「今までずっと、Kyokoさんのシェアはセラピストとしての発言にしか

聞こえなかった」と言われたのです。

つまり、一人の人間としてよりも“セラピスト”として参加し続けていた、という事実に、

自分で愕然としてしまったのです。

 
こうゆうことは実は、世の中にもよくある事で、職業的なキャラクターが、

個人の人格にまで強い影響を及ぼした結果だと、

客観的に考えれば別に悲観する必要はありません。

教師をやっている知人は、年上の人やプライベートの友達にも

無意識に指導的な口調で話してしまったり、医師の友人は、会話の根拠をデータ等で

しっかり説明しないと気が済まなかったり。

職業柄、ついクセでやってしまう事自体は、別に悪い事ではありません。

でも私がショックだったのは、“セラピストとしての私”が、

自分でも無意識のうちに私の全人格を乗っ取っていた、という事実です。

いつから私は、生来のKyokoとしての感情がわからなくなってしまったのだろう?

と、ショックであると共に、怖くもありました。

そこから、セラピストとして物を考える以前に、一人の人間としてどう感じるか、

意識的に自分に問う事を始めました。

 “今、自分はどう感じてるの?”・“今、自分は、本当はどうしたいの?”など。

以前の私のセルフイメージは、ヒーラーとしてもセラピストとしても、

常に愛にあふれ、悟りを開いたどんな人も受け入れる聖母のよう

(で、ありたい)と思っていました。

でも生身のKyokoは、別に今生で悟りたいとも思っていなかったし、

聖母になる以前に、恋愛や旅行など、もっと人生を楽しみたい!!と思っていました。

それをセラピストになっていつからか、私はすっかり忘れていたのです。

そしていつのまにか、“セラピストであり続ける私”に疲れてもいました。

心理学的に言うと人は、社会でも家庭の中でも、このような仮面を付けて居ます。

会社では課長・部長・代表取締役など、家庭では父親・母親・長女・長男・末っ子など。

その仮面を器用にいつでも外せれば良いのですが、仕事上の特性を家庭に持ち込んだり、

パートナーとの間でも仮面を外せないまま関係を創った時、

人は自らの仮面によって苦しみます。

完璧主義で高圧的な経営者タイプは、家族にも命令的である事が多いから疎まれたり、

管理体制の厳しい職場に居る親は、家庭でも無意識に厳しいしつけから、

子供が親に心を開かなくなったり。。。

私はかつての恋愛で、気が付くといつも恋人の仕事の愚痴や相談ばかり聞いていて、

デートがいつも恋人のカウンセリングになっていました。

そんな一方的な依存関係がつらくなって、いつも恋愛は長続きしませんでした。

お金持ちの人が、その人の“お金”ではなく等身大の自分を愛してもらいたいと願うように、

私は物分りの良いセラピストとしての私、以外の私を見て欲しかったのです。

意外かもしれませんが、どんなペルソナも、一生変化しないものは存在しません。

例えば親も、子供が小さいうちは子供を護り、育て、教育する役割が多くを占めますが、

子供が成人し大人になるに連れて、友達や姉妹・兄弟のようにフラットな関係になったり、

年老いては介護等で養護する関係は逆転します。

夫婦だって、人生には良い時も悪い時もありますから、

いつも仕事や家事をするのが片方であり続けるのではなく、

状況に応じて変化して良いはずです。

それなのにかつてのペルソナが固定化して、いつも同じ方ばかりが依存的であったり、

頼っていいはずの家族にプライドを誇示し続けたりすると、その関係は破綻します。

どんな役割の仮面を着けていたとしても、いつでも一人の人間としての自分に戻れる、

そして本来の自然な感情を失わずに、いろんな人と自分らしく人生を生きたい!!

そう思った私は、セラピストとしてセミナーに通う事をやめました。

もちろん、まだまだ学ぶことは世界にたくさんあると思いますが、

自分に正直な感情を見失わずに生きれるようになるまで、

私にはこれ以上の教育は無意味だと感じたからです。

人は、どんなにありのままの自分を見て欲しい・愛して欲しいと望んでも、

自らペルソナを外さない限り、なかなかその仮面の下の自分を見てはもらえません。

そして自ら付けた仮面は、誰かに外してもらうのを待って居ても

思うようには外れません。。。

でもだからといって、職務的なプロとしての仮面を無くしましょう、とは言ってません。

プロとしてお仕事をする時間と、素の自分に戻る時間を、

意識的に切り替えるだけで、人生は数倍、らくに楽しくなります。

そうすると、周りの人は“あれ?なんかいつもと違うね!”って

案外すんなりと素顔のあなたを受け入れてくれますよ♪

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