ありのままで、愛されている

今まで、発達障害や知的障害者のご家族からのご相談もたくさん受けてきました。

私はけしてその分野の専門家ではないので、正式な診断はできません。

でもその方のエネルギーにつながると、

どのような知的世界に生きているのか、共感できるのです。

知的障害は目には見えにくいし、ご本人も感情をうまく説明できない場合が多いので、

周りからは“ 本人は何もわかっていない・感じてもいない ”

と誤解されやすいのですが、実は彼らの中には、直観力が鋭い人が多いのです。

周囲の人のウソやごまかしを見抜いてはいても、

寛大な魂から、それを始めから許している人も居ます。

逆に、相手の小さなウソも直感的にわかってしまうがゆえに、

家族以外の他人をなかなか信じられなくて、

心を開くのに何年間もかかる場合もあります。

そして彼らにつながると共通して伝わってくるのが、

周囲の人たちに対する罪悪感、劣等感と悲しみです。

自分が大切な人たちに迷惑をかけている、周りの人と同じようにできないことに対する、

あせりや自分への怒りで、自傷行為を続ける知的障害者も、実はたくさんいます。

また共通する大きな特徴は、彼らの心は、

周囲が思う以上に繊細で、純粋であるということ。

“みんなと同じようにできること”が、社会の基準になってしまったのは

いつからなのでしょう?

きれいごとではなく、彼らをみていると、

もうすでにありのままですばらしい存在だと感じるのです。

そんなことは、赤ちゃんのころからずっと見てきているご家族にとっては、

彼らに向き合う前提にあります。

でもその、“ あなたは、ありのままですでに愛されている ”という肝心なメッセージが、

彼らには伝わっていないことがたくさんあります。

だから自分を責めてしまったり、よけいに心を閉じてしまったり、

悲しいすれ違いが起きます。

社会はいつから、人々に“なんでもこなせる能力”を求めるようになったのでしょう?

歌が上手な人が居れば、音痴な人も居る、

そのように誰にでも得意・不得意はあります。

彼らができない事がたくさんあっても、それ以上にすばらしい才能や、

存在しているだけでまわりに優しさや愛を与えている事に気づけたら、

人類は大きく進化できる。

人類を、愛と多様性の社会へと進化させるために、地球に生まれてきてくれている、

実は彼らは、崇高な魂のパイオニアたちなのです。

自らの心身の苦しみを引き受けて、周囲の人や地域や社会に、

「本当の“普通”って、なに?」というメッセージを生涯に渡って問いかける存在として。

今は、発達障害や知的障害の診断基準も充実してきた反面、

その診断による彼らの“囲い込み”と差別も密かに広がっているように感じます。

昔の“天才”と言われる科学者や芸術家たちの中にも、アスペルガー症候群などの

発達障害という個性を持っていた人がたくさん居ます。

彼らは診断されなかったから、その才能を発揮できたのかもしれません。

つまり彼らのできない側面に注目するのではなく、

彼らの秀でている側面に注目するだけで、大きく人生が変わるということ。

どんな人でも、才能の無い人は居ません。

ただ、彼らのすばらしさを見つけようとしなければ、永遠に見つからない場合もあります。

ハンディキャップを持って生まれてくる子の親の、共通する魂の課題は、

たとえどんな状況でも、“我が子をありのままで愛すること”。

なぜなら彼らは、生まれ落ちた日からずっと、親を無条件に、深く愛しているから。

どんなに不完全な親をも、彼らは言葉にはしなくても、ありのままで深く愛しています。

これが彼らにつながると、共通して私が感じてきたこと。

もちろん、これはどの親にとっても共通の課題ですけどね。

“優秀な成績を取ったら、愛してあげる”

“期待通りの選択をしないなら、受け入れない” ではなく、

子供のありのままを受け入れ、愛せるかが、親となった人たちの魂の課題です。

そしてすべての大切な人と、“ あなたを、ありのままで愛している ”

というメッセージを挨拶のように伝え合ったうえで、関係を築けたらすてきですね♪。

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