ほんとうの食卓の豊かさとは 

私、実はかなり一時期、“食”にこだわりがありまして、アーユルベーダ・中医学・薬膳・マクロビオティック

などありとあらゆる健康法を学んだ時期がありました。

自称:健康オタクだったころの、なかば趣味の範囲でのことでしたが、

いろんな健康法を学び過ぎて“もう、あれは良いけどこれはダメ!とか、あれこれこだわんないでいいやん!”

という、現在は良い加減な境地に達して日々の食事を楽しんでいます。

つまり結局、今、自分の身体に本当に必要としている栄養素は、

今、自分がめっちゃ食べたい!と感じているものにあると勝手に解釈しております。

そこで私がたどり着いたのは、(できるだけ)オーガニックな粗食。

土鍋で炊いた雑穀ごはんと昆布と鰹節で取ったお出汁から作るお味噌汁と煮物など。

もう毎日、おばあちゃんみたいな食生活しております(笑)。

私が感じる良い食事とは、愛のエネルギーが込められている食事です。

それはもちろん、一流のシェフが丹精こめて創ってくれた料理もしかり、ですが、

高級レストランや料亭で出される食事だけが良いのではなく、作ってくれる人の愛情が込められていれば、

たとえおむすびだけでも、最高にエネルギーチャージしてくれる食事になるのです。

かつて私が毎日激務をこなしていたOL時代、

身体はストレスでボロボロで、いつも胃炎に悩まされていました。

ストレスがピークになると、食事を受け付けなくなり、頭はめまいでフラフラ。

そんな時期に、唯一、食べることができたのが、母が持たせてくれるおむすびでした。

コンビニのお弁当も、社員食堂の作りたての定食も食べられなくなっていても、

母のおむすびだけは不思議と食べられたのです。

今思うと私はその頃、食事に込められた母の愛情のエネルギーで身体を維持していたのです。

そうやって人は、無意識の内に食事の中に込められたエネルギーを摂取しています。

アスリートなど肉体の限界まで酷使する職業の人たちは、

奥さんの手作りのお弁当を食べていることが多いです。

市川海老蔵さんや市村正親さんも、かつては舞台の本番期間等は

3食全て奥さんが作った物しか食べないで体調をベストに維持していました。

愛情って、いろんなものに込められるけど、一番伝わりやすいのは、やはり食事だと私は感じます。

彼らがいろんな限界を超えて高いパフォーマンスをできるのは、文字通り、

陰で支えてくれる奥さんの食事を通した愛情のエネルギーがあるからだと感じます。

反対に、工場で機械で作られた食品には人の愛情のエネルギーが少ないので、

いくら食べても満腹感が得られなくて過食になりやすいのです。

心をこめて作られて、食材が良質な食事は、少しの量で満足します。

私がオーガニックな食材にこだわるのは、その調味料や野菜や卵などがつくられるプロセスに於いて、

生産者さんたちの愛情が込められているのを感じるからです。

お塩やお醤油やお味噌も、オーガニックストアの物は普通のスーパーで売られている物の約3倍くらい

高い商品もありますが、職人さんたちのこだわりと手間をかけた作業を考えたら、

けして単なる高級志向ではなく納得のいく値段であることも多いのです。

また、野菜やお肉や魚も、育てられた環境のエネルギーをダイレクトに私たちは身体に取り込んでいます。

狭いブロイラーの中で自由のないストレスの高い環境で育てられた鶏や豚や牛たちの

肉体に蓄積した怒りや悲しみのエネルギーを、私たちは食べることもあるのです。

大量生産した肉や卵を食べる現代に、犯罪が増えたりキレやすい人が増えたのは、

食材のエネルギーの影響もある、とも言われています。

今よりも圧倒的に貧しい時代だったにもかかわらず、昭和初期以前の日本には

殺人事件や犯罪が少なかったのは、地産地消の野菜中心の食生活だったからではないでしょうか。

私が敬愛する佐藤初女さんの日本のマザーテレサのような偉業は、

彼女の愛情のこもった食事作りから始まっています。

人生に行き詰まった人たちが初女さんの営む民宿を訪ねて、

自ら命を絶つ前に彼女が持たせてくれたおむすびを食べて、

自殺を思いとどまった人は、数えきれないほど居ます。

しかし現代生活で、毎食、手間をかけて作られた食事だけを取ることは難しいのも事実です。

冷凍食品やインスタント食品にお世話になることも、私もあります。

そんな時は、食べる前に手を合わせてその食品が作られたすべてのプロセスと

肉体を提供してくれた命たちに感謝と祝福が贈られるよう祈ります。

これはシータヒーリングの食事を浄化し、エネルギーを高めるテクニックなのですが、

ヒーラーでなくても誰でもできる食事の浄化方法です。

みなさんもぜひ、やってみてください。腹持ちが良くなりますよ(笑)

こうやって自分の前に来てくれた食事に感謝の祈りを捧げるだけで、

愛情のエネルギーは食事に宿ります。

「いただきます」って、食事の前に作ってくれた人と食材に感謝をする言葉を持つ言語は、

世界中で見ても少ないそうです。

世界には戦争や貧困で、温かい食事を取ることができない人もたくさん居ます。

満足するのは、食べる量ではなく、そこに込められた愛情と自らの感謝のエネルギー量だと私は思います。

あなたにとっての、“ほんとうの食卓の豊かさ”は、なんですか?

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